印傳工房南都は印傳専門の工房です。
印傳工房南都は、40年以上前にこの地で創業しました。
古来（1200年前）から伝わる燻し印傳と染め抜き印傳、近世から始まった漆付け印傳、これら3種類すべての技法が出来る唯一の印伝専門の工房です。
これらの技法はすべて、南浦太市郎が独学で再現しました。
当工房で作成する工芸品は近年では、多くのご評価をいただき、多くのメディアでも取り上げられ、数々の賞をいただいております。
工房の近隣には、鎌倉時代建造の社殿が国宝に指定もされている「宇太水分神社（菟田野古市場）」があり、10月第3週の日曜日に開かれる秋祭りでは、毛槍、花篭、御輿太鼓などを従がえた約200人の
時代装束に身をかためた時代行列が勇壮に
練り歩きます。
1300年前頃、伝説の刀工で日本刀の祖とされる
「天国（あまくに）」が霊水をくみ、日本刀の原形を作ったと伝わる「天国の井戸」もあります。
この天国が作ったと言われる太刀の吊革に印傳が使われており、このことから菟田野が印傳の発祥ではないか、と想像しています。

2020年

「黄綬褒章」受章

2016年

厚生労働省より
「現代の名工」受賞

2010年

卓越技能士認定受賞

2005年

なら・グッドデザイン展　
印伝ハンドバッグ　
ファッションデザイン賞

2004年

全国伝統的工芸品公募展　
燻皮糸掛ヶ文鹿皮ハンドバッグ　
入選

2004年

なら・グッドデザイン展　
斜格子稿文・熏革ハンドバッグ　
大賞受賞

2003年

全国伝統的工芸品公募展　
斜格子稿文皮　入選

2003年

なら・グッドデザイン展　
纐纈燻染鹿皮ハンドバッグ　
技術デザイン賞

2002年

全国伝統的工芸品公募展　
纐纈燻皮ハンドバッグ　入選

2002年

なら・グッドデザイン展　
ハンドバッグ　
ファッション部門優秀賞

2000年

なら・グッドデザイン展　
印伝鹿皮バッグ　
ファッション部門優秀賞